八王子市のお宅からのご依頼です。
最近引越してきた賃貸物件で、入浴しようと
自動湯張りをしたところ、ゴミが混ざっているとのことで、ご依頼を受けました。
こちらのお客様は「風呂釜洗浄」を存じ上げていなく
ゴミが出てきたことで、ネットで調べてみたところ
「風呂釜洗浄」をすればゴミが収まるのではないかと
弊社にご依頼が有りました。
給湯設備は2006年製のガス給湯器です。
設置から15年近く経過しています。
賃貸物件の場合、前入居者のかたが風呂釜洗浄をしていない限り、オーナーさんや管理会社で風呂釜洗浄を
行うことはまずないでしょう。
入居者入れ替わりの、空室クリーニングでも、せいぜい
循環アダプターのフィルター清掃だけです。
お湯をはりATP測定します。
お湯の出口を綿棒で拭き取り、器械にセット
10秒で測定、細菌や雑菌の数を測ります。
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思いのほか低い数値でした。
汚れのひどいところは万単位の結果が出ることも。
フィルターの表面はキレイですね。
裏側のネットの部分に汚れが付いています。
循環金具本体にも白い汚れが。
外して裏側を見ると、茶色い皮脂汚れや白い入浴剤カスが確認できました。
ここに付いた汚れは分解して手作業でないとキレイにすることは出来ません。
市販品のジャバやオキシ漬けなどをしても汚れが止まらないのは、この汚れが取れないからです。
自動湯張りや、おいだきでゴミが出る状態は
かなりヤバい状態であることを御理解願います。
循環金具アダプターを隅々までキレイにして、
本体にもどして、配管の除菌洗浄を開始します。
洗剤投入直後から茶色い皮脂汚れが出てきました。
洗浄後、排水をすると汚れが浴槽に付いて残ります。
一部、ゴムの汚れも確認できました。
これは配管の一部やパッキンにゴムが使われていて、
それらが劣化して出てきたものです。
風呂釜の汚れはある程度色で判断できます。
白い汚れは入浴剤カスや、衣類の繊維くずです。
お風呂に暖房乾燥機が設置されているお宅が増えています。お風呂場で洗濯物を乾燥していると、服の繊維や
ホコリが浴槽内に落下してそこへ自動湯張りし、おいだきをすると配管内に吸われていき、汚れとなって配管内に溜まります。
洗浄後数回のすすぎを繰り返し、汚れの確認と、洗剤の残りが無いか確認して終了。
洗浄後のATP測定の結果も1桁台と良好です。
作業時間は2時間でした。
おいだきをすると、ゴミが出る、お湯がクサイなどの症状がある風呂釜は早急な「風呂釜おいだき洗浄」が必要です。放置しておくと、リモコンがエラーになり、おいだきが出来ない、お湯が出ないなどの症状を出します。
最悪は給湯設備の故障となり機器交換になることもあります。
風呂釜洗浄をすることは健康で快適な生活にもつながります。小さなお子様がいるご家庭や、美に気を付けている方は、「風呂釜おいだき配管除菌洗浄」をしましょう!
神奈川横浜
「ライフサポートにこまる」までご相談ください!